【K plusサロン】#41  髙田恒平さん(石川県 金沢 彩の庭ホテル)

投稿者: K plus llc. 投稿日:

毎月第1水曜日に開催するKplusサロン。
9月のサロンは、石川県の「金沢 彩の庭(さいのにわ)ホテル」の髙田恒平さんをゲストスピーカーに迎え、金沢と東京 西麻布の玉川堂 笄 の二元中継で結び、現在の金沢や能登半島のお話を伺いました。

髙田恒平さんは、もともとは建設業の会社を経営されていたお父様が、2015年に異業種であるホテル事業に参入することになり、六本木のグランドハイアット東京に入社してホテル業の修行を始められたという経歴の持ち主。

晴れて、金沢に里帰りした4年後、2024年1月1日16時ころに能登半島地震が発生しました。

元旦に起きた大地震。あの時のことは、皆様の記憶にも強く残っているかと思います。地震の規模は阪神淡路大震災と同じくらいだったとのことで、遠く離れた所に住む我々も、お正月気分は一気に吹っ飛びました。

TV画面に映し出される倒れたビルや家々、大きく地割れした道路…。今でも脳裏に浮かびます。

震災が起きた日、彩の庭ホテルさんのスタッフの皆さんは、誰一人家に帰らなかったそうです。髙田さんは、このことに最も心を動かされたと語っていました。

震災後は、地元の高校生に学習スペースを提供。避難所としてではなく、しかも、通常のゲストとしてお迎えしたそうです。

また、ホテル経営だけではなく、バス会社経営、DMCを目指す金沢アドベンチャーズも立ち上げている髙田さんは、復旧後の復興を目指すべく、台湾の旅行会社8社に訪問したり、海外富裕層に地元の伝統産業や食文化をPRなどに尽力されました。

能登半島を走る道路が寸断されていたため、行くことすらままならなかった状態から、4~5ヶ月後に水道が復旧。道路も少しずつ整備が進み、震災直後は金沢からでも8~9時間かかっていましたが、今は、2~2.5時間で行けるとのこと。

(金沢から朝市で有名な和島までの距離は、東京から三島くらいの距離だそうです。)

飲食や観光はようやく、少しずつ復活しつつある震災から8ヶ月経った現在、能登のバスツアーを開始しました。

ちょうど本日(9月9日)のNHKの「あさイチ」でも、被災地で始まっている新たな動きを常盤貴子さんが能登半島の先端の町、珠洲からリポートされていました。

被災された飲食店数軒のシェフたちが力を合わせて料理を提供するお店も始まっていたり、被害が大きく数多くのお椀が壊れてしまった輪島塗りも、傷を金継ぎの技術で補修し、震災の爪痕を美しく残される工房もあるそうです。

震災直後に繰り返し報道番組で聞いた「能登に来ないでください」という言葉は、もはや時効となりました。

INVALID!!

さらに魅力的になりつつある能登半島に住む人々を応援するためにも、皆様、能登半島に行ってみませんか?

能登半島での宿泊はまだ難しいので、金沢駅からも近い、彩の庭ホテルさんに宿泊して、スタッフの方々のホスピタリティーを感じてみてください。

お問合せは、金沢彩の庭ホテルで検索するか、予約専用ダイヤル 076-235-3128にお電話してみてください。

金沢 彩の庭ホテル
金沢市長田2丁目4番8号
https://www.sainoniwa-hotel.jp/
「いしかわ応援旅行割(北陸応援割)」についてはコチラ


1件のコメント

「行かなくちゃ、能登」にモニターとして参加してきました。 - 合同会社ケイプラス · 2024年9月17日 2:53 PM

[…] 先週の記事で紹介した「行かなくちゃ、能登」なるツアーに、モニターとして参加してきました。 […]

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