【K plusサロン」 #37 ゲストスピーカー 石床渉さん(小豆島)

投稿者: K plus llc. 投稿日:

早いものでもう5月。毎月第1水曜日はK plusサロンの日でした。

37回目のゲストスピーカーには、小豆島のことなら何でも知っている石床渉さんをお迎えしました。

石床氏がまだ小豆島観光協会にお勤めされていた頃、我々は2018年に小豆島に伺い、島を案内して頂いた頃からのおつきあいです。

小豆島といえばオリーブが有名ですよね。
<ウンチク>日本でオリーブ栽培が本格化したのは明治41年。日露戦争に勝利した日本政府が、北方漁場の海産物を保存する方法としてオリーブオイル漬けに着目し、国内でオリーブオイルを生産するために、アメリカ産オリーブの試験栽培を開始した香川・三重・鹿児島の3県のうち、香川県の小豆島のみが栽培に成功したそうです。

そうそう、小豆島は「西を向いた牛」と例えられるのをご存じですか?

小豆島は、牛の頭から背中にあたる地域の土庄(とのしょう)町、お腹から足に当たる地域の小豆島町と、二つの町に分かれています。
画像:小豆島まちにゅーすより

現在、石床氏は、せとうち観光専門短期大学で教鞭を取っておられ、なんと今年の3月まで香川大学大学院地域マネジメント研究科地域マネジメント専攻の学生でもあられ、この度経営修士の学位を取られたことを記念して、修士論文をK plusサロンで発表して頂きました。

小豆島は、前述のオリーブや醤油の生産で有名ですが、「農村歌舞伎」でも有名なのです。「小豆島農村歌舞伎」は2024年3月21日、正式に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

というのも、周囲126kmほどの大きさの島に2か所も農村歌舞伎が開催される舞台があるのです。

石床氏は、農村歌舞伎という伝統文化に「観光」というスポットライトを当てることによって、新しい町づくりができないだろうかと研究されました。

というのも、人口が都市部へ集中し、本土との交通手段がフェリーしかない小豆島の人口減少が加速している中、I ターン者や移住者が中心となって伝統を継承し、自然・生態系、里山や田畑などの地域の素の魅力を観光資源化することが小豆島の活性化につながるのではないだろうかと石床氏。

ちなみに、今年の肥土山農村歌舞伎は先日5月3日に終了してしまいましたが、中山農村歌舞伎の奉納は10月の第2日曜日に開催されるとのことなので、この機に小豆島に行かれてはいかがでしょうか?