【K plus サロン】#36 玉川堂 西麻布店「笄(こうがい」にて

投稿者: K plus llc. 投稿日:

合同会社ケイプラスは、毎月第1水曜日にK plusサロンを開催しています。

開催のきっかけはコロナ禍。世界各国がリアルな人と人との繋がりが持てない中、せめてオンラインで繋り、お互いの状況報告や情報交換をしていこうという意図で始めました。

当初は月2回開催でしたが、コロナ禍が明けてからは月1回。
そして、集まることができる人は積極的に集まろうと、オンライン+リアルの体制で実施してきました。

今月、4月3日から東京、西麻布に新しくオープンした玉川堂(ぎょくせんどう)の店舗「笄(こうがい)」にて開催していくこととなりました。

「笄」という名前は、旧町名である麻布笄町から。根津美術館の近くの静かな住宅街の中にひっそりと佇むように存在します。店の前をたまたま通りかかって訪れることは不可能な、まさに、知る人ぞ知る素敵な店です。

玉川堂は新潟県の燕三条に所在する鎚起銅器(ついきどうき)(一枚の銅板を叩いて形にしていく伝統工芸)の老舗。卓越した技術による手作り故の価値が反映されている価格ですが、大切に使い続ければ、一生、いや、次の世代以降まで引き継げると考えれば決して高くありません。このお店に通い、お茶を飲みながら、店を守る山田美由紀さんと語りつつ、お気に入りの商品をゆっくり選べる店なのです。


今回のサロンは、玉川堂の番頭であり、合同会社ケイプラスのパートナーの一人でもある山田立氏がスピーカー。2013年から燕三条の町工場を解放し実施している「工場の祭典」が、レッド・ドット・デザイン賞を受賞したことから実現したドイツ、エッセンでの「工場の祭典」の話や、台湾での展示販売の話など、日本の伝統工芸の海外展開についてのお話でした。